人工知能してみる

人工知能の中の人が機械学習とかデータドリブン的なことを勉強します

自然言語処理技術の開発は検索方法を変えるのか?

こんにちは。Grahamianです。
今日は自然言語処理と検索方法について考えてみます。

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chat botなんかが最近は話題になったりして人間vs機械の会話が注目されていますね。
いろんなサービスでchat botを使われるようになっています。
実際に使ってみると、それなりに上手くこっちの聞きたいことを理解してくれているように感じます。
ただ、やっぱり上手くいかないときの方が多いです。

たとえば、
「タイ料理じゃない安いお店がいいな」
って聞くと安いタイ料理のお店がでてきたります。
これは否定形を上手くとらえられていないんですね。
最近は↑くらいなら解釈できるようになってきましたが複雑になると途端に理解できなくなります。

chat botではキーワード抽出がメインになっているのでこのような状態になっています。
文脈とか構文解釈はとてもむずかしいんです。
RNNとか使ってやろうとしている人もいますが、やはり複雑な構文を理解することは難しいです。

さらに会話となると文脈というものが生まれます。
さっき言ったことを覚えているってのは結構難しいんです。
ここらへんはLSTMとか時系列データを扱うMLの発達ですね。

さて、chat botなど自然言語処理を用いた検索エンジンを触っていると普段の自分の検索方法の偏りを感じます。
みなさん大好きGoogleですが、Googleで検索するときはキーワードをスペースで区切って検索します。
この方法が一般的になっていて誰も疑問を思い浮かべずに慣れきってしまっていますね。
でも最初にGoogleで検索したときは誰もが「なんで文章で打ち込んだらダメなんだろう?」って感じたはずです。
今ままでは、技術的に難しく、キーワードを区切るという方法を持ち込んでいました。
しかし、技術の発達によって自然な文章で検索できるようになってきているんですね。
ところが、逆にGoogleの方式に慣れすぎていて「文章で検索とかダルいしやらないでしょ」とみんな感じています。
とても面白いですね。
本来不自然なUXなはずなのに慣れすぎて本来自然な方法が使いにくく感じてしまうわけです。

これからchat botが普及していったら逆にキーワードで区切る方法が廃れていくのでしょうか?
将来はキーワードで区切る方法はレガシィと呼ばれる時代がくるのかもしれません。

技術の発達がUXを変えていくのはとてもおもしろいです。
本当にこの世界は目が離せないですね。